FC2ブログ

死して残すものは?

知り合いのおばあちゃんが亡くなりました。

ご主人に先立たれ、子供もなく、介護施設で姪のひとりに看取られての
静かな最期だったそうです。

ご主人とともに長年熱心に商売をされてきていたので、蔵のある大きな家が
残ったそうです。
葬儀は、甥姪や、その配偶者さん達で執り行われたそうです。

やがて、49日の法要で遺産分割をするからと、全ての甥姪の家に案内が届いたそうです。
とはいっても相続の権利があるのは、甥姪までで、その子や配偶者にはありません。

そのひとりの甥(故人)にあたる人の配偶者が、法要に先立ち家の整理のお手伝いに行かれたそうです。

案の定、家の中には古いものがいっぱい!


昭和には違いないが、いつの時代の?というものがたくさんあったそうです。

蔵のなかの、書画骨董、屏風などは専門の方が鑑定に来られたそうですが、
片付けのお手伝いに行った相続権のない人たちは、膨大な量の消耗品を手間賃として
頂いてきたそうです。
化粧せっけん、入浴剤、洗剤、ティッシュボックス、引き出物のタオルの類等々。

私にもお裾分けして下さるとのことで、品物を見せてもらいましたが、
化粧せっけんには、月や猛獣のマークが。
しかしかつて見慣れたものとはちょっと違う。
おそらく、昭和40年から50年代のものだと推測されました。

なくなったお婆さんはとても倹約家で、善意で用事をしてくれる姪に、些細な買い物にも
少しでも安く買える店を指定して買ってくるように依頼をしたそうです。

なくなったお婆さんが生きてこられた時代は、それがあたりまえだったのですね。

みんな豊かになろうと一生懸命に働いた時代、豊かになったが成長の止まった時代、
それらの何十年という時をひっそりと過ごしてきたモノたちが
ようやく活躍の時期を迎えたのかもしれません。

長く置いておいても価値の変わらないモノや、価値が増していくモノは、そう考えると
とても少ないように思います。

縁あって自分の元に来たものでも、自分に必要な分以外は誰かの役に立つならば、
どんどん送り出してあげるのがいいのかなと思いました。

人にも、モノにも、おカネにも真剣に大切に取り組めば、深く満足してつき合えることと思います。

私も子供がいないので、見送ってくれるとしたら甥が3人。
でも、ひょっとして彼らより長生きするかも。


モノもおカネも自分に必要な以外は、今必要な人の元に届いて「ありがとう!」と言って
もらえるように生活していきたいと、あらためて思いました。


おカネやモノの価値を大切に、カッコよく使うことを考える人をたくさん増やしていくことが
私の仕事だと思いました。

私にこんな大切なことを考えるきっかけを下さったお婆さん、ありがとうございました。
スポンサーサイト
     

コメント

Secret

     
プロフィール

ファイナンシャル・プランナー 横山純子

Author:ファイナンシャル・プランナー 横山純子
富山市在住
6月5日生まれ
血液型:B型

CFP(日本FP協会認定)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引士

ハウスメーカーに18年半勤務後
不動産会社に8年勤務
2010年独立

屋号:サンク∞マネー 

〒930-0866
富山市高田527 情報ビル5F

E-mail:yokojunn@gmail.com


マネーバランスFPは、

生きていくために必要な、
「おカネ」と上手につきあい、
「不動産」と「保険」と
「金融商品」を活用し、
家族みんなが健康に、
人の和に恵まれて
心豊かに生きることができるよう、
末永くお手伝いをしていきます。

日本マネーバランスFP協会
http://www.jmbf.jp/kyokaiinnosyoukai.html#fp

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR