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来日25年の英国人庭師に教えてもらったこと

我が家の庭は、秋ともなれば父が丹精こめた菊鉢がならびます。
夏の強い日差しや強風から守るための菊小屋を建て、それこそ菊専用カレンダーも作成され、
今日は肥料をやる日、今日は農薬をまく日と、完全に管理されています。
結果、花芽を摘んだり枝を絞ったりで、秋には大輪の花が咲くのです。
また、隣家に枝葉が侵入したり種が飛んで繁殖するものは植えず、雑草はきちんと刈り取って除草剤も丹念にまく。
お行儀のよい華やかな花々が季節ごとに植え替えられ、水遣りや施肥を怠らない。
これが庭をつくるということだと思っていました。

しかし先日、英国人の庭師ポール・スミザー氏の特集番組を見ました。

多くの日本人にとって見慣れた野山の、目立たない可憐な花をつける野草を美しいと感じ、
それが多様に豊富にある日本に憧れ見に来て以来25年、
自然にある以上に自然な庭をつくる庭師として、日本で活躍されている方でした。

私たちは、日本の気候に合わない外来の華やかな花々で花壇を飾り、
合わないが故に、肥料や農薬を大量に投与して過保護に育て、
花が枯れてしまえば抜き去って、また新しい花を植え替えるのがよいことだと思っている。

しかし、スミザー氏は、依頼された庭の、日光の当たり具合、乾燥の度合いを調べ、
その土地に元来ずっと生えていた美しい野草や、その環境に適して生きていける植物を選んで植えていくのです。
枯れたら終わりの1年草ではなく、ずっと生え続ける多年草を植えるのです。
目先の数週間、数ヶ月の庭つくりではなく、5年先10年先も美しい、
だんだんと年を重ねる毎に美しさが増していく庭つくりをしていくのです。

その庭に合った植物を選ぶから、肥料や農薬などは使用しません。
厳しい環境に耐えることのできる強い植物を育てていくそうです。
植物にはその力があるそうです。
一方、繁殖力のつよい外来種がはびこることもあるので、それを知りその土地にずっと生えていた植物を知り、
外来種を除いて保護することもされているそうです。

日本の野山がいかに多様で美しく豊かであることか、
いかに環境に合ったものを選んで植えてやれば元気に美しい姿を見せてくれることか、
そこにいるとあたりまえと思って大切にもしていなかったことを思い知らされました。
そして、目先のことではなく、もっと先の美しい庭を考えて、今すべきことをする。
目標とする美しい庭を目指すからこそ、今すべきことがわかる、だからする。

そこには私たちのマネーバランスの考え方に通じるものがあります。

あらためて、この日本で生かされていることの幸せに感謝しました。
そして、スミザー氏のように真摯に、私のやるべきことに取り組みたいと思いました。

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プロフィール

ファイナンシャル・プランナー 横山純子

Author:ファイナンシャル・プランナー 横山純子
富山市在住
6月5日生まれ
血液型:B型

CFP(日本FP協会認定)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引士

ハウスメーカーに18年半勤務後
不動産会社に8年勤務
2010年独立

屋号:サンク∞マネー 

〒930-0866
富山市高田527 情報ビル5F

E-mail:yokojunn@gmail.com


マネーバランスFPは、

生きていくために必要な、
「おカネ」と上手につきあい、
「不動産」と「保険」と
「金融商品」を活用し、
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人の和に恵まれて
心豊かに生きることができるよう、
末永くお手伝いをしていきます。

日本マネーバランスFP協会
http://www.jmbf.jp/kyokaiinnosyoukai.html#fp

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